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2011年7月23日土曜日

イギリスよりこんにちは!

2011年3月11日東北・東日本大震災によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

突然襲った地震。自宅にて、アナイちゃん兄:カナダとSkype中でした。コスタリカ人のアナイちゃんとテーブルの下に潜りこみました。「船に乗っているみたい!」とケラケラ笑っていましたが、PC画面の彼の顔を見ると恐怖と驚きでフリーズしている…
どうやら一大事みたい?よ。私達、のんきに笑っていたらまずいかも…
揺れがおさまり、ドアの外では管理人さんの「エレベーターが9階で止まってる。」の声。
外を見るとイタリアレストランの従業員達が顔面蒼白で階段途中に立っている。家の並びのドクターと看護師さんも非難した駐車場に立ち尽くしている。

しばらくすると家の電話とPC Skypeに安否の確認が各国から一斉に。
「津波が来るから逃げろ!海面からはどれくらい?とにかく避難して!緊急出国を急いで!」

数日後、アナイちゃんはハワイ経由でコスタリカへ。アナイちゃんママからは、家族全員でコスタリカに避難するようにと仰ってくれました。残念ながら長女のパスポートが切れているので、我が子を残して出国は出来ない。私と長女は沖縄へ。スタッフは自国へ帰国。
イタリア・ルチアちゃんは、私達のために家を一軒用意してくれて、受け入れ態勢を整えてくれました。

今回の地震で、海外ニュースと日本ニュースの違いを実感しました。

5月に長女とNYに行って来ました。NYでは放射能汚染と余震の無い生活を久し振りに堪能いたしました。
久し振りに友人達にも逢えて良かった~。
ブルックリンにて、写真家柴田秀一郎氏の授賞パーティーに参加。彼とは時折、写真展を二人で観にいく仲ですが、遠い異国で待ち合わせをして逢うのも面白かったです。私は日本を出ると英語生活になるのですが、今回は日本語をよく使いました。授賞式には他にも日本人写真家の方々がいらしたので、皆で近くのイケメン揃いのイタリアレストランで食事をしました。

あっというまに月日は流れて…広尾にも外国の方々が戻られました。やっぱり、広尾はこうじゃなきゃね。と思います。

イギリスのマット君から「東京に行くから泊めてね。」と連絡がありました。
地震の前の生活に少しずつ、戻り始めました。外人さん、いらっしゃい。ようこそ、日本へ。
マット君との再会も嬉しいけれど、海外からの訪問客の再来が殊更嬉しい私です。
8月NYを手放してマット君と東京で遊ぼうと決めました。オモシロライフが始まりそうな予感です。