【保存食作りの始まりは大豊作から】
昨年の夏、千葉県栗源にある「しの&ミー畑」は夏野菜の大豊作に恵まれました。ワークショップ参加者の皆さんにお土産用の野菜を作る!と地元参加者の篠原さんと私で5月から始めた畑。皆さんにどうぞ!と分かち合っても、まだ残る…さあ、どうするか?主婦歴25年の腕のみせどころ。
干し野菜、漬物、保存食作りをやろうじゃないか!
以前は農協、産直ショップ、道の駅などで買い物をしていた私。今ではすっかり自分流に作れるようになりました。
柚子辛味噌 |
うーん(困)定番メニューはつまんない…何にしようかな~と考えて作ったのが↑これ「柚子辛味噌」
柚子胡椒好きの私にピッタリ。1月のワークショップではスティック生人参につけて食べました。美味しいものはみんなで分かち合わないとね。
ごはんのお供に最高の一品に仕上がりました。
野菜だし |
材料:干し椎茸、イタリアンパセリ、唐辛子、人参、大根、昆布、長ねぎの根っこ。
保存期間:冷蔵5日、冷凍3週間
うどんやそば、鍋物の基本スープに。
煮た野菜は春巻きの具や餃子の具に。昆布は佃煮に。
お正月おかずのリメイク版:千葉県旭市名産白魚の佃煮 |
お正月を過ぎ、お餅にもカビがちらほら。さて、どうしよう?このすっぱくなった漬物たちは…
食べ物を粗末にするなんて出来ない「モッタイナイおばさん」の私。捨てたりしたら、モッタイナイ運動(グリーンベルト運動)の故ワンガリ・マータイさんに怒られちゃうじゃない。
お正月に読みました。彼女がなぜスピーチが上手いのかがわかると訳者小池百合子さんが後書きに書かれていたのに納得。「すべての経験に学びがあり、どんな状況にも希望の光がある」彼女のあきらめない、不屈の精神の素晴らしさは一読の価値がある本です。この本は、読後、マータイさん好きの娘にあげました。 |
必要は発明の母。
松前漬には昆布が入っているので、柚子と実山椒を足して炊いたら美味しいかも?と思いました。
古い白菜漬は呼び塩を入れた塩水につけて塩と酸っぱさを抜き、細かく刻みます。
松前漬はザルにあげて、きれいにぬめりを取り除きます。
雪平鍋に上記の2点とヒタヒタの水を入れて炊き、たまり醤油と黒蜜、柚子、実山椒、白魚を入れます。水分がなくなるまでじっくり炊き上げれば出来上がり。
お弁当のごはんの端っこに。ごはんにたっぷりかけて。お酒のアテに。柚子と実山椒の香りが、お口に広がり幸せいっぱい。1月14日の新年会に持って行き、みんなで食べました。
モッタイナイ、へこたれない。大切な事。